政治・経済(2004年)
千曲市循環バス
新路線で運航開始へ (3月7日付)
4月5日(月)より「大循環」線発車
千曲市は旧1市2町(更埴市、戸倉町、上山田町)の合併による新市の一体感をより確かなものにするため、4月5日(月)より、新たな路線設置や既存路線を見直した、1日76便の循環バス運行を始める。
これまでの循環バスは、旧更埴市内を運行する更埴地区4路線、旧戸倉町内を走る戸倉地区2路線、旧上山田町内全域の上山田地区1路線が、それぞれ合併後も現在まで従来通り運行されている。
4月5日から新たに運行が始まる千曲市循環バスは、市内を大きく一回りする大循環線(西回り、東回り)を新設。広域的な利用促進をはかるほか、既存路線については区や自治会、利用者からの要望を踏まえ、山間地を中心に路線の変更と新設などの見直しをする。
これより、新たな千曲市循環バスの路線は、大循環2路線、既存路線7路線、計9路線となる。
いずれも市内の公共施設、医療機関、鉄道駅、温泉施設、老人福祉施設などを循環することで、高齢者や通勤・通学者、観光客ら利用者の利便性をはかりつつ、公共交通機関としての社会的役割を果たすのが基本的なねらいだ。
運行日は原則として月曜日から土曜日とし、日曜、祝祭日及び年末年始は運休となる。が、大循環線は4月5日から9月30日までの半年間、試行として日曜・祝祭日も運行し、利用状況を調査のうえ、その後の運行について再検討する。
循環バスの利用対象者は、全市民ほか市外からの観光者も含め、だれでも利用できる。
運賃は、1路線大人200円、65歳以上100円、小中学生100円。現在「無料乗車券」の交付を受けている旧更埴市の65歳以上の市民、旧戸倉町の70歳以上の市民には3月下旬に「割引乗車券」を郵送する。
無料対象者は小学生未満や身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳保持者、遠距離通学児童生徒及び介助の必要な人と同乗の介助者。
また「乗り継ぎ乗車券」(1日乗車券)や「定期券」「回数券」が発行される。なお、運行路線や運行ダイヤについては、3月下旬までに大きな一覧表が全戸配付される。問い合わせ・千曲市企画部企画課(TEL.026-273-1111)へ。
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| 循環バス利用の市民 |
「市章・市旗」披露式 (3月7日付)
デザイン作者も出席
千曲市の「市章」が正式決定したのに伴い2月29日、更埴文化会館で『「市章・市旗」披露式』が開かれた。宮坂博敏市長、原利夫市議会議長、あんず少年少女合唱団の子どもたちが、左右から市旗にかけた布につながる縄を引くと、千曲市の「千」をデザインしたオレンジ、グリーン、ブルーの色彩鮮やかな「市旗」が現れ、約100人の出席者から大きな拍手が贈られた。
披露式に出席したデザイン作者の横浜市在住、尾浦孝夫さん(62)は「作者としても、なかなかよくできた作品だと思う。新鮮でわかりやすい作品になった」と“自画自賛”。
市章選定委員長を務めた橋本光明・信大教育学部教授は「角の無い円を使い、千をデザイン化した作品は動きと統一感があり、造形的・美的感性も豊か。新生千曲市にふさわしい」と講評した。今後、市章・市旗は千曲市の“顔”として市の封筒や書類、職員が着用するバッジ、卒業・入学式の旗、公式行事の場――などあらゆる場面で使用される。
市章の色について、「市章を選ぶ際の候補作品一覧の色と、発表した市章の色が若干異なるのでは…」という指摘もあるが、市側は「カラー印刷なので理解してほしい」と説明している。
千曲市3月議会始まる (3月7日付)
千曲市議会3月定例会は3月1日開会、25日まで25日間の日程で始まった。市側は総額1億3900万円余を追加補正する平成15年度一般会計補正予算案、総額247億2800万円にのぼる平成16年度当初予算案など41議案を提出している。
今3月議会は合併後初の当初予算案を審議する定例会。定例会の日程は次の通り。
千曲市議会定例会日程
▼3月1日:開会、提案説明、▼2日〜7日:休会=議案調査、▼8日〜10日:代表質問、▼11日、12日:一般質問、▼13、14日:休会=議案調査、▼15日:一般質問、議案審議、▼16日:総務企画常任委員会、▼17日、18日:休会=委員会審査のまとめ、▼19日:福祉環境常任委員会、▼20日、21日:休会=委員会審査のまとめ、▼22日:建設常任委員会、▼23日:経済常任委員会、文教常任委員会、▼24日:休会=委員会審査のまとめ、▼25日:委員長報告、討論、採決、閉会
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| 記者会見で提出議案を説明する宮坂博敏市長 |
「在任特例」で住民運動 (3月14日付)
千曲市 14日に「市会解散を求める会」
千曲市の合併で旧3市町(更埴市、戸倉町、上山田町)の議会議員が「在任特例」によって任期延長し、在職しているのはおかしい――と、市民有志でつくる住民団体が3月14日(日)、「千曲市議会解散を求める会設立決起大会」を上山田文化会館で開く。
千曲市の議員定数は「28」となっている。が、現在の議員は合併特例法の「在任特例」を使い、合併時の旧3市町議員54人(現在は53人)が、平成17(2005)年4月まで在職している。
これに対し、同大会呼びかけの中心になった旧上山田町の住民らは「在任特例による任期延長はおかしい。議会の解散請求を行うための署名活動を3月12日から行う」と説明している。
同決起大会は3月14日午後2時から開くが、合併前にも旧更埴市や旧戸倉町を中心に、新市の議会定数削減や在任期間の短縮などを求める署名活動が行われた経緯があり、今回の住民活動の行方が注目される。
合併協議会で結論
一方、こうした議会の解散を求める動きについて、議会内部や市民の間に、「住民運動は原則として自由。が、在任特例による任期延長は合併協議会において、論議のうえ結論を出したものだ」との意見もある。
さらに、「無駄を減らすのは大切だが、金銭面だけからの見方や要求はどうか。もっと議会・議員の役割を考え、大局的に慎重に考えなければならないのでは」という声もあるようだ。
さらに、「合併の初期段階では、合併協議の約束事に反するような運動は、住民感情の対立を招きやすいので、慎重であるべきだ」という意見も少なくない。
住民投票は署名で
地方自治法では、住民の直接請求としての「議会の解散」請求は、有権者の3分の1以上の署名で住民投票が行われ、有効投票の過半数の同意があった場合、議会は解散となる。千曲市の場合、3月2日現在の有権者数は5万2086人。住民投票の実現には1万7362人以上の署名が必要だ。
〔在任特例〕合併特例法で定められた特例措置の1つで、新設合併の場合は、旧市町村の議員全員が合併後2年まで新市町村の議員でいることができる。編入合併の場合は編入先の市町村議の残任期間を選挙なしで残留できる。
千曲市3月議会は閉会 (3月28日付)
千曲市議会3月定例会は3月25日に本会議を再開。総額1億3900万円余を追加補正する平成15年度一般会計補正予算案、総額247億2800万円にのぼる平成16年度一般会計当初予算案など41議案を、市側提出の原案通り可決し、閉会した。
3月市議会では合併後初の当初予算案を審議。代表質問は3日間の日程で、7会派代表者が宮坂市長に市政についての考え方や市政全般について質問。一般質問は3日間の日程で、17議員が質問に立った。
経済委員長に宮下氏
千曲市議会経済常任委員会の柳澤忠武委員長(清和会)は「一身上の理由」で同委員長を3月15日付で辞任した。
これに伴い互選により、新委員長に宮下静雄副委員長(千曲経世会議員団)を選出、同副委員長に金井眞喜夫議員(清和会)を選出し、それぞれ就任した。
屋代駅前通り交差点
歩行者・車分離式
新方式の信号機 (3月28日付)
千曲市小島の屋代駅前通り(ふれあい通り)の交差点にある交通信号機が「歩行者・車分離式」になった。
歩行者用信号が「青」になっても、車両用信号は通行できない「赤」になっているため注意が必要。反対に車両用が「青」でも、歩行者用は「赤」のままだ。千曲警察署は注意を呼びかける看板を設置している。